防災リュックを作る(前編)

非常時に活躍する防災リュックですが、市販でセット販売されているものは高価なものが多い印象です。私自身、そのうち準備すればいいやと思って、ついつい後回しにしてしまっています。

災害後の3日間を想定して中身をそろえる

最近地震の頻度が増えています。災害は決して非日常ではなく、日常的に起こりえるもの。高い防災グッズをわざわざ揃えなくても、安く買えるもの(100均で揃えられるもの)や家庭にあるもので十分な場合もあります。日ごろの備えを見直すためにも、防災リュックを作ってみようと思います。

防寒対策

1.使い捨てカイロ
  避難所は夏でも冷えることがあるので、体温を維持する。
  

2.アルミ製防寒シート
  アルミ製で軽量、コンパクト。風を通さず、体温を逃がさない。
  

3.レインコート・レインパンツ
  防寒着としても使用可

食材

4.レトルトカレー
  温めずに食べられるものが便利。
  

5.カップスープや味噌汁
  スープの素は調味料としても使えて便利。
  

6.飴
  塩分、糖分の補給。

7.おやつ
  空腹感を紛らわせる固く、かみごたえのあるものがおすすめ。

8.カトラリー
  お箸、フォーク、スプーンは必需品。
  

9.缶詰
  魚系、肉系を混ぜて準備。
  

万能アイテム

10.タオル
  マフラーやクッションにもなる。
  

11.手ぬぐい
  タオル同様、防寒対策にも利用可。三角巾や包帯の代用にも利用可能。

12.レジャーシート
  人一人が寝られるサイズが便利。折り重ねて敷くと防寒対策にも。
  

13.食品用ラップ
  皿に敷いて汚れを防いだり、包帯代わりにと様々にアレンジが利く。
  

14.アルミホイル
  料理に使うほか、くしゃくしゃにして手首や首にに巻くと防寒対策に。
  

15.携帯用クッション
  体育館などを利用する避難所は、床が固く冷たい場合が多い。
  快適に過ごすためにあると便利。

16.エアまくら
  高さを変えられ、使いやすい。

17.ペットシーツ
  おむつ代わりにしたり、氷嚢や水枕のように使うこともできる。

照明・救助・充電

18.アロマキャンドル
  通常のろうそくよりも安定性があり、倒れにくいので安全。アロマの香りによる癒し効果も。
  

19.LED懐中電灯
  ランタンとしても使えるのが便利。
  

20.モバイル充電器+USBケーブル
  スマートフォンや携帯電話は、日ごろから充電されている状態を保つ。

21.非常用ロープ
  救助用、避難用はしごの代用になる。
  人の体重を支えられる強度があり、7m程度の長さのもの。
  

22.布ガムテープ
  物品の固定や補修に。また、被災時の伝言メモとしても利用可能。
  

23.養生テープ
  杖の補強や、包帯の固定などに。基本的には布ガムテープで代用が利く。
  

24.軍手
  手を守るために必須。防寒対策にも。
  

25.ライター
  料理や暖をとる際に必須。安全装置がついていて、強風でも使えるもの。

26.油性マジック
  避難所では盗難がとても多いとのこと。
  自分のものに名前を書いたり、避難場所などをメッセージとして残す場合に必要。

まとめ

今回は前編として、防寒対策、食材、万能アイテム、照明・救助・充電に焦点をあてました。
これだけでも100均でいろいろ揃いそうです。
後編は衛生・医療に焦点をあてたいと思います。