家にあるもので災害に備える

前回、前々回と防災リュックについて検討しました。
今回は家にある日用品で災害に備えることを考えてみます。

手回し式充電ラジオ

非常時は停電が起こりやすいので、停電しても使えるラジオで情報収集します。情報をしっかり集めて対策を立てるためにも、手で回すことで充電できるラジオを用意しておくのがおすすめです。USBケーブルを繋ぐと携帯電話が充電できるタイプがいいですね!

時短食料

緊急時はガスなどライフラインが滞るため、お湯を沸かすのも一苦労です。水で戻ることができるアルファ化米や、短時間で調理ができるパスタなど手間暇をかけずに食べられる食料の準備をしておきましょう。茹で時間が短いので燃料の節約にもなります。

新聞紙

防寒対策の他、災害用トイレにも使える万能アイテムです。ラップでくるんで食器にしたり、紙靴を作ってスリッパにしたり、おなかに巻いて腹巻にしたり。火をおこす際にも使える新聞紙は緊急時の神アイテムです。朝刊を3部ぐらい用意しておきましょう。

ペットボトルのキャップ

ペットボトルを使って手や食器を洗う際、飲み口からそのまま水を出してしまうとドバドバ出てきて無駄になってしまいます。あらかじめ穴を開けたキャップを用意しておけば、簡単にシャワーが完成。節水効果が高く、使いやすいペットボトルシャワーになります。穴は画鋲やキリで簡単に開けることができます。

風呂敷

いざというときに荷物をサッとまとめて移動できるだけでなく、避難所での仕切りや敷物、頭巾、マスク、授乳時のケープなど様々なことに使える風呂敷。大きめ(100cm × 100cm)で頑丈な布でできてものを1枚用意しておきましょう。

ハッカ油

汗をかきやすい夏場や、数日間お不利に入れないときに、500ミリリットルの水にハッカ油を数滴入れたハッカ水を作り、それで体を拭くだけですっきりします。災害時は慣れない生活でストレスがたまり、体臭がきつくなることもあります。ハッカ水で拭くことでそうした体臭を抑えることができます。

衛生用品

おりものシート

ショーツの替えがない時や、体調不良でおりものが増えたときに活躍します。

入れ歯洗浄剤

口腔内を清潔に保つための必需品。

尿取りパッド

非常時は体にストレスがかかり、失禁や尿漏れなどが起こりやすいそうです。

暑さ対策用品

近年、猛暑に襲われている日本の夏。熱中症にならないために、体温を調節するアイテムが欠かせません。首の後ろや脇の下を冷やすようにすると効果的だといわれています。おでこに冷却シートを貼るのも効果的です。

衣類の用意も忘れずに!

以外と見落としがちですが、衣類についても3日分を想定して用意しておきましょう。羽織るもの1枚、トップス3枚、ズボン2本、靴下3足。厚手のコードなどは避難の際に邪魔になることがあるので、おすすめできません。